2014年12月15日

古賀オール、東京第3工場在庫管理を効率化

 鉄鋼商社の古賀オール(本社=東京都中央区、古畑勝茂社長)はこのほど、東京工場(江東区)第3工場の在庫管理システムを改良し、番地管理の適応範囲をシート製品に拡大した。番地管理は母材コイルやフープ製品で運用するケースが多く、シート製品では珍しい。ハンディターミナル(バーコード読み取り機)の活用によるデータ入力の迅速化や、番地区分の再構築などにより、出荷効率の向上を実現し、1カ月当たり約70時間の残業解消につなげている。同工場の第1、第2工場のほか、東北や北関東、甲信越の各拠点にも順次水平展開し、来夏までに全拠点で導入する。