2014年12月17日

三菱商事・金属 中長期戦略、着実に実行

 三菱商事・金属グループは下期も厳しい市場環境が継続すると見ている。石炭をはじめとする金属資源の市況回復が遅れている。グループの純利益は、上期実績が期初計画に対して2割程度の進ちょく率となった。資源投資は10年、20年の計として、経営戦略2015で掲げた2020年ごろの原料炭、銅の持ち分生産量倍増に向けた成長イメージなど、中長期のシナリオに変更はない。仕掛かり案件については慎重に精査していくものの、着実に供給能力を拡大していく。