2015年1月26日

鉄スクラップ電炉買値、大阪で一部2.5万円割れ 約2年ぶり 急速に需給悪化

 大阪地区の鉄スクラップ市況が続落し、一部電炉メーカー買値(H2)が2012年11月以来、2年2カ月ぶりにトン当たり2万5000円を割り込んだ。関東地区に比べて輸出依存度が低い同地区では、一部電炉が鉄スクラップ在庫調整のため、品種限定ながら鉄スクラップ購入休止や制限に踏み切ったことに加えて、週明けから炉休に入るメーカーもあり、「鉄スクラップ需要が低迷し、需給バランスが急速に悪化した」(ヤード筋)という。