2015年4月8日

新日鉄住金 進藤社長、愛知県知事に名古屋事故対策を報告

新日鉄住金の進藤孝生社長は7日午後、栁川欽也副社長、藤野伸司常務名古屋製鉄所長とともに大村秀章・愛知県知事を訪れ、昨年名古屋製鉄所で発生した事故の原因と再発防止対策、および調査結果などの報告を行った。

進藤社長は、一連の事故に関し地域への謝意を述べるとともに、コークス火災事故の原因と再発防止対策、および受配電設備への調査結果などを報告。合わせて石炭への散水設備、変圧器など設備面の投資や、委員会の設置、人員採用など、全社的な防災マネジメントの強化を再発防止策として伝えた。

これに対し、大村知事は「安全、安心は大前提。日本のリーディングカンパニーとして、事故原因の究明、対策などを地域へ丁寧に説明し、理解を頂く中で信頼回復に努めてほしい」と述べた。