2015年8月4日

神戸製鋼、船舶用高強度中間軸 世界初 国際規格に採用

 神戸製鋼所は4日、日本海事協会が「特別承認材」として採用していた独自開発の高強度中間軸が、国際船級協会連合(IACS)に国際規格の「IACS統一規則」として世界で初めて採用されたと発表した。船舶の環境性能、燃費向上に寄与する。IACS統一規則化により、より高い強度での中間軸の設計織り込みが可能となり、同一径であればより大きな「ねじり振動」に対応できる。同じねじり振動応力の場合、中間軸の直径の低減(中間軸の軽量化)も可能となる。