2015年8月28日

中央電工、鹿島工場の灰溶融専用炉を増設

EM炉・炉蓋
 中央電気工業は、鹿島工場の灰溶融事業拡大を図るために3基目の専用炉を新設し、2018年に稼働したい考えだ。現状の設備はフル稼働しており、自治体からの追加要請などを受けて、4割程度の増強が可能と判断した。とりわけ関東圏で埋め立て処分場の能力が限界に近づいており、焼却灰を完全無害化、減容化したうえで路盤材などに完全リサイクルする需要は今後も高まる。安定した事業モデルとして、専用炉の追加増設も視野に拡大路線を採る。