2015年11月27日

関東地区鉄スクラップ、市況様子見横ばい

 関東地区の鉄スクラップ市況は様子見横ばいが続き、一部関東湾岸を中心とした底値固めの期待も出ている。地区電炉メーカーの鉄スクラップ炉前購入価格(H2)はトン1万4000―1万5000円どころで26日時点まで約3週間横ばいのまま大幅な変化は見られない。地場メーカーによる需要も低位のままだが、市中の荷動きが良くないことによる需給引締めや、台越向けの輸出価格の底上げなども好材料と捉える向きもある。

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