2016年4月6日

神戸製鋼・新中計 実力ベースの経常利益、鉄鋼300―400億円へ

 神戸製鋼所が策定したグループ中期経営計画では、3本柱の成長戦略のうち素材系について、鉄鋼事業は加古川製鉄所への上工程集約効果(年間150億円以上)、設備投資や生産現場でのコスト削減など追加改善策の効果(同300億円)などを引き出し、輸送機分野における成長(同250億円)との両輪で収益を底上げ。数量減やリスクを織り込みながら、実力ベースの経常利益を15年度見通しの70億円から300―400億円に引き上げていく。

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