2016年4月12日

三菱製鋼、技術開発センター開所 2―3年で20―30億円投資

 三菱製鋼は11日、千葉製作所(千葉県市原市)構内に設立した「技術開発センター」の開所式と招待者の見学会を開催した。神事の後、あいさつに立った佐藤基行社長は「中長期の視点で材料試験や研究開発を行い、4事業でシナジーを追求していく」とし「2―3年で20―30億円を投資したい」と意欲的に語った。佐藤社長は続けて「海外拠点はいくつかあるが、モノづくりのマザー工場としての機能を付加しIoTで海外と国内をつなげる」と開発スピードを重視し商品化する考えを述べ、招待者の千葉大学の関係者らに「産学共同での研究開発をしていこう」と呼びかけた。

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