2016年9月2日

阪和工材、ステンレス鋼板値上げ

 ステンレスコイルセンター大手の阪和工材(本社=大阪市、西尾得悟郎社長)は、9月21日からニッケル系(SUS304など)およびクロム系(SUS430など)のステンレス鋼板をトン当たり1万円それぞれ引き上げる方針を決めた。ニッケル、クロムといったステンレス原料価格が上昇する中で、JFEスチールは7月契約分から、新日鉄住金ステンレスや日新製鋼、日本冶金工業の3社も8月契約分から契約価格を引き上げた。阪和工材では今後仕入れ価格が上昇することから、再販売価格に転嫁する方針。