2016年9月6日

関東電炉、異形棒販価下限5万円 選別受注徹底、安値を回避

 関東地区電炉メーカーは異形棒鋼の販売価格に関して、早期に下値をトン5万円まで切り上げる。地区メーカーは製品市況低迷、鉄スクラップ価格上伸に伴うメタルスプレッド(原料購入価格と製品販売価格の差)の縮小を受けて、8月下旬以降、販価立て直しに本腰を入れており、同5万円以上を堅持する方向で動いている。ただ、物件向けスポット取り引きなどで安値が散見されることから、大手メーカーを中心に選別受注を徹底していく。

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