2016年10月20日

宮崎精鋼・メキシコ現法 磨棒生産CH製造、来月にも開始

 宮崎精鋼(本社=名古屋市中川区、宮崎薫社長)のメキシコ現地法人、ミヤザキセイコウ・デ・メヒコ(MSM)は、11月までに丸鋸切断機と仕上げ伸線機の設置を完了し、磨棒鋼の切断と仕上げ伸線による冷間圧造用(CH)鋼線の製造を開始する。来年6月には連続引抜機を国内から移設し、コイルツーバーの磨棒鋼生産も開始する見通し。現地で拡大が見込まれる自動車関連需要を捕捉し、2020年12月期までの黒字化、単月売上2000トンを目指す。