2016年10月20日

平尾誠二氏が死去 神鋼ラグビーで活躍

 神戸製鋼コベルコスティーラーズゼネラルマネージャー(GM)で、ラグビー日本代表選手、監督としても活躍した平尾誠二(ひらお・せいじ)氏が20日午前、死去した。53歳。病気療養中だった。

 伏見工高、同志社大を経て1986年神戸製鋼入社。選手時代は日本選手権7連覇を達成、その後日本代表監督として第4回ラグビーW杯で指揮を執り、神戸製鋼でGM、総監督を務めた。日本開催のラグビーW杯2019組織委員会理事に就任。15年からは神戸製鋼所理事待遇。

 ▽ラグビー部を管掌する神戸製鋼所の森地高文専務執行役員=「神戸製鋼および日本のラグビー界に多大な貢献をしてきた人材。これから19年W杯に向けて盛り上げていくべき時に、本当に惜しい人材を亡くしてしまい、残念でならない。謹んでご冥福をお祈りします」