2016年10月25日

進藤鉄連会長「国内需要は底堅い」

 日本鉄鋼連盟の進藤孝生会長(新日鉄住金社長)は24日の定例会見で「全国粗鋼生産は9月に前年実績を1・5%下回ったが、第1四半期から微増ペースを持続するなど足取りは堅調で、在庫調整も進展している。国内需要は建設、自動車ともに力強さは欠くが底堅い」と強調。2016年度の全国粗鋼生産については、「第1・2四半期の生産実績と第3四半期の見込みを足すと7911万トンとなり、第4四半期が前年並みであれば、(前年度の1億430万トンを上回る)1億500万トン程度に達する」との認識を改めて示した。

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