2016年11月16日

普通鋼受注、2カ月連続増576万トン

 日本鉄鋼連盟が16日発表した用途別受注統計によると、9月の普通鋼鋼材受注は前年同月比4・8%増の576万3000トンで2カ月連続増となった。内需向けが4・3%増の368万2000トン、輸出向けは5・6%増の208万1000トンでいずれも2カ月連続増。「製造業分野では自動車用が2カ月連続で増加し、水準自体も高い。建設用は建築、土木ともに増加が続いており、期待されていた下期の内需回復が具体化してきた」(鉄鋼連盟)格好だ。