2016年11月25日

共英製鋼、異形棒5000円引き上げ

 異形棒鋼最大手の共英製鋼は24日、12月販売分の異形棒鋼価格を全事業所(枚方・名古屋・山口)ともトン当たり5000円引き上げると発表した。原料炭やビレットなどの高騰が鉄スクラップ価格を大きく押し上げる中、同社では「東京五輪関連工事等の大型案件が具体化し始めている」など、建築鋼材需要が回復に向かっていることから販価引き上げを決めた。