2017年2月10日

トヨタ国内生産、前期比1000台増へ

 トヨタ自動車の今年1―3月の国内生産台数(3カ月平均)は日当たりで1万3400台強と前期(2016年10―12月期)よりも600―1000台程度増える方向。ただ、前年同期(2016年1―3月期)に比べると5%程度減る見通しだ。前期よりも増える要因は、年度末に合わせた例年通りの生産パターンによるもの。前年同期比での減少要因は昨秋から主力車の一つである4代目プリウスの生産計画を下方修正したことなどによるものとみられる。地区のコイルセンターでは「トヨタの生産の影響もあるのか、自動車向けの加工は一定水準を維持しているが、いま一つ盛り上がりに欠ける」としている。

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