2017年2月28日

JFEエンジ、水俣市に電力供給へ 再生可能エネ利用 実証試験で合意

 【水俣】JFEエンジニアリング(狩野久宣社長)は27日、熊本県水俣市(西田弘志市長)と化学メーカーのJNC(後藤泰行社長)と共同で「再生可能エネルギーを中心とした電力による水俣市保有施設への電力供給」について実証試験を行うことで合意したと発表した。同日、同市庁舎で3者による調印が行われた。JFEエンジの再生可能エネルギーで発電した電力とJNCが保有する水力発電所で発電した電力を、JFEエンジ子会社のアーバンエナジー(小賀坂善久社長)を通じて水俣市庁舎に供給する。早ければ6カ月後、遅くとも1年後までには実証データを精査し、3者による電力供給を目的とする共同出資会社を設立する計画だ。

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