2017年3月2日

形鋼市況 関東、上伸機運が再燃

 関東地区の形鋼市場は、上昇機運が再燃している。荷動き鈍化がマーケットの上げムードを後退させていたが、足元では高値玉の入庫が流通の採算を圧迫し始めており、扱い筋は売り腰を再び強めていく方針だ。足元の市中価格(ベースサイズ、トン当たり)は、H形鋼7万―7万2000円、等辺山形鋼・溝形鋼が7万―7万1000円どころで、目先では7万5000円の浸透を目指す展開となっている。

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