2017年3月7日

関東異形棒電炉メーカー、3契販価5000円引上げ 市況6万円超目指す

 関東地区異形棒鋼電炉メーカーは、2017年3月契約分の販売価格をトンあたり5000円前後引き上げる動きだ。地区鉄スクラップ市況は2月以降、これまでトン3000円前後上昇しているほか、電力コスト、合金鉄や副資材などの価格も上がっており、採算が悪化。「月次赤字を解消し、供給責任を果たすため、メーカー契約販価でトン5000円程度引き上げなければならない」(ベースメーカー)としており、地区市況(直送、ベースサイズ)でトン6万円以上を目指していく。

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