2017年3月16日

全国コイルセンター工業組合、出荷3年ぶり増1590万トン

 全国コイルセンター工業組合がこのほど、経済産業省に対するヒアリング用にまとめた資料によると、2016年度のコイルセンター出荷量は前年度比1・7%増の1590万トンとなり、3年ぶりに増加する見込み。昨年12月時点の見通しに対して、12万トン上振れする。上期は家電や電機向けが堅調に推移。下期からは燃費不正問題や増税などで落ち込んでいた軽自動車の販売が復調したことで自動車向けが好調となった。昨秋からの市況上昇に伴う仮需で店売り向けも伸びた。