2017年3月24日

厚板輸入、韓国・中国材増に警戒感

 韓国、中国からの厚板輸入量は増加を続け、高炉メーカーや流通など国内では警戒感を強めている。韓国材の輸入は2016年10月に5万6600トンに達した後、17年1月も4万2400トンと16年度後半は4万トンを超えるペースが継続。逆に価格は14年度平均のトン当たり6万4000円から4万9000円レベルに下がったままだ。中国材も普通鋼が本年1月は5000トンに上ったほか、合金鋼が12月月次では本年度最高の4万5700トンに増えた。価格も14年度平均より15%程度下がっている。