2017年3月27日

進藤・鉄連会長、韓国からの輸入増懸念 17年度粗鋼 2年連続増見込む

 日本鉄鋼連盟の進藤孝生会長(新日鉄住金社長)は24日の定例会見で、「日本・世界経済は底堅く推移しており、2017年度の全国粗鋼生産量は16年度見込みの1億500万トン程度を上回り、2年連続で増加する見通し」と語った。とくに国内については「需要が堅調で在庫も適正水準にある」とする一方で「韓国からの薄板を中心とした鋼材輸入が増加している」との懸念を示した。

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