2017年4月26日

鉄スクラップ、大型連休前も続落

 輸出マーケットの低迷などを受け、国内鉄スクラップ市況は需要期となる大型連休を前に続落している。連休中は電力料金が通常操業時に比べて安く、電炉メーカー各社は生産コストを下げるため、操業を集中させるなど鉄スクラップ消費が増えるが、新規輸出商談の停滞もあり、輸出依存度の高い関東を中心に需給が緩和。東京製鉄が先週22日に引き続き、25日から鉄スクラップ購入価格を全拠点で500―1000円引き下げるなど、下げピッチが加速している。

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