2017年5月22日

三菱製鋼 インドネシア特殊鋼合弁、棒鋼8月販売開始

 三菱製鋼が注力している特殊鋼鋼材の合弁事業「インドネシアプロジェクト」(ジャティム・タマン・スチール社との合弁)は平鋼の圧延工場が昨年12月に完成し、板ばねの素材から製品までの一貫生産モデルが完成した。精整工場も4月に完工。特殊鋼棒鋼も8月から販売を開始する予定で、特殊鋼の現地生産体制が本格化する。ばね事業では東南アジアと欧州に進出を検討しており、欧州については夏にも結論を出す考え。19日都内で開催した決算説明会で佐藤基行社長が明らかにした。