2017年6月6日

東京スチールセンター、高付加価値加工を推進

 伊藤忠丸紅鉄鋼直系コイルセンターの東京スチールセンター(本社=神奈川県愛甲郡愛川町、片岡達之社長)は加工体制の高付加価値化を進める。昨年12月にスリッターラインを改造し、裏面検査を可能にしたのに続き、先月は薄物レベラーラインにバリを矯正する「マッシャーロール」を導入した。質的な加工能力を着実に伸ばし、付加価値や難易度の高い加工を取り込んでいくことで、収益向上につなげたい考えだ。