2017年6月23日

オーツカ鉄鋼販売、敷板シェア20%目標

 伊藤忠丸紅鉄鋼100%子会社の厚板販売業大手、オーツカ鉄鋼販売(本社=東京都、嶋津邦夫社長)は2017年度に敷板のシェア20%以上、10万トン以上の販売を目指すほか、厚板の販売促進、土木建材部門の強化を図る。新規事業の立ち上げを念頭に、付加価値の高い領域での取引拡大。地域戦略では相馬、秋田に敷板の在庫ヤード(デポ)を開設し、拡販に注力する。本年度は16年度の売上高237億円(前年度比14・5%増)、経常利益4億6100万円(同67・7%増)、税引後利益3億2100万円(同76・1%増)を超えることを目標とし、税後利益で8年連続の増益を指向する。