2017年7月11日

神戸製鋼所 中国・KSP、新酸洗設備が稼働

 神戸製鋼所は11日、中国浙江省の特殊鋼線材二次加工拠点、神鋼特殊鋼線(平湖)(KSP)で増設した酸洗設備がこのほど稼働を開始したと発表した。新設備の稼働により月産能力は3500トンから4900トンに40%引き上がった。KSPは現地日系自動車向けで冷間圧造用(CH)鋼線などを生産、販売しており、中国の自動車生産が成長を続ける中、供給力を高め伸びゆく需要を捕捉する。