2017年8月2日

関東電炉、異形棒値戻しに本腰

 関東地区の異形棒鋼電炉メーカーは販売価格の値戻しに本腰を入れている。地区鉄スクラップはメーカー炉前購入価格(H2)でトン2万8000―2万9000円前後と高値で推移し、電気料金も上昇。一方、今秋実施で電炉用電極など資材価格の値上げ要請が来ており、今後、大幅なコストアップを余儀なくされる。このため、地区メーカーは7月で販価をトン3000円引き上げており、この値上げを完遂することで、再生産可能な販価水準に引き上げる方針。

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