2017年8月7日

新日鉄住金、大分厚板工場が再開 操業、早期に通常ベースへ

 新日鉄住金は7日、本年1月5日に発生した火災で停止していた大分製鉄所厚板工場について、今月6日から操業を再開したと発表した。造船向け厚板を主力とする厚板工場は操業ストップに伴って、鹿島、君津、名古屋の3製鉄所での代替生産を実施、このため大分から要員を総勢100人程度派遣して対応してきたが、要員はいずれも7月末までに大分に戻した。これまでに圧延ラインの試圧や、火元となった電気室の対策も進め、体制が整い、再稼働に至った。操業は安全、品質に留意しながら、段階的にアップさせていき、早期に通常ベースに復活させる計画だ。

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