2017年8月16日

神栄鉄鋼、鉄骨部材製作フル稼働

 神栄鉄鋼(本社=兵庫県多可郡多可町、塩谷秀和社長)は昨年夏場以降、本社工場のBT(ビルトチャンネル)、BH(ビルトH形鋼)、4面ボックスなど鉄骨部材製品の製作が月間1000トン強とほぼフル稼働となっている。首都圏の高層の再開発案件向けが好調だったことによるもの。今年春以降もこれに加えて、オリンピック関連施設向けの受注が入ってきており、この2―3年は高水準な状態が続く見通しだ。設備投資については、能力増強は控え、老朽化設備の更新を対象にとどめる。受注面では収益性を重視していく方針。