2017年8月21日

高炉4社粗鋼生産、2年連続増8200万トン 生産ボトルネック解消

 新日鉄住金、JFEスチール、神戸製鋼所、日新製鋼の高炉メーカー4社の2017年度の粗鋼生産量は前年度比0・5%増の約8200万トンとなり、2年連続で増加する見通しだ。国内の鉄鋼需要は製造業分野が先行して回復しており、建設分野も下期にかけて本格化する見通し。高炉各社が抱える設備トラブルやコークス自給制約などの生産ボトルネックも解消に向かう。上期が前下期比0・8%増の4070万トンで、下期は上期比1・4%増の4130万トンと回復が続く見込み。

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