2017年9月1日

経産省 18年度概算要求、金属課関連91億円

 経済産業省の2018年度予算概算要求で、金属課関連は90億9000万円と17年度当初比12%増える。環境調和型製鉄プロセス技術開発のうちフェロコークス開発が設備の建設段階に入るほか、革新鋼板など新構造材料技術開発で検査装置などの購入費が加わる。鉄鋼関連では10年を経て新たな段階に入る水素還元活用製鉄プロセス技術開発(COURSE50)など次世代の環境負荷軽減型プロセス開発、自動車軽量化など使用段階で省エネにつながる素材開発を両面で継続する。