2017年9月5日

第一高周波工業、Tヘッド工法加工機移設

 鋼管加工やロール製造、熱処理技術の第一高周波工業(本社=東京都中央区、佐藤昌俊社長)は5日、福岡県北九州市にある同社若松加工センターから金網メーカーの小財スチール(本社=福岡県福岡市、小齊康正社長)の福岡第1工場内に機械式鉄筋定着工法「Tヘッド工法」の生産設備を移転すると発表した。Tヘッド工法は、高周波熱誘導加熱によって鉄筋端部を押し広げてT字に加工、過密配筋とコンクリート充填性を向上させるもの。第一高周波工業は機械の移転設置後「Tヘッド鉄筋」を11月から生産を開始。小財スチールが代理店となり、せん断補強筋とセットで受注・納品できるため、運搬の効率化や合理化が図れる見込み。

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