2017年9月12日

神戸製鋼所・加古川、2基目の脱りん炉稼働

稼働を開始した2基目の脱りん炉
 神戸製鋼所は12日、加古川製鉄所(所長=柴田耕一朗専務執行役員)で建設を進めてきた2基目の脱りん炉が、今年8月から稼働を開始したと発表した。投資額は約90億円。11月からの上工程集約に向けて、追加投資の一環となる今回の脱りん炉を含め、上工程関連の新規設備投資がすべて完了した。生産効率化により、年間20億円強のコストダウン効果を見込んでおり、鉄鋼事業の収益力強化に寄与する。

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