2017年10月11日

造船手持ち工事、世界で減 1.5億総トン割れ

 日本造船工業会がまとめた2017年の造船関係資料によると、17暦年第2四半期段階の世界の造船手持ち工事量は、4713隻(前年末比2・9%減)、1億4174万総トン(同6・8%減)となり、総トン数は2年連続で減少し、1億5000万総トンを下回った。このうち日本は790隻(同9%減)、3323万総トン(同8・6%減)となった。世界的に手持ち工事量は減少、日本も隻数、総トン数とも減退、総トン数は2年連続で減少、3500万総トンを3年ぶりに下回る。日、中、韓とも本年第1四半期末よりも隻数、総トン数と下げた。