2018年1月10日

千代田鋼鉄工業、市川でスリット加工

 異形棒鋼・カラー鋼板メーカーの千代田鋼鉄工業(本社=東京都足立区、坂田基歩社長)はこのほど、カラー鋼板製造拠点の市川工場(千葉県市川市)で、新たにスリット加工を開始した。従来は外部へ全量を委託していたカラー鋼板のスリットコイル(フープ)加工や原板であるめっき鋼板(ガルバリウム鋼板、溶融亜鉛めっき鋼板)の特寸スリット加工の一部を内製化するのが狙い。屋根材などの成形品まで手掛ける現在の一貫生産体制に磨きをかけ、工程・品質管理の強化や納期対応向上、コスト低減を図る。