2018年1月18日

コマツ、ものづくり改革 ICTで生産性向上加速 業務改善に100億円超投入

 コマツ(大橋徹二社長)はICT(情報通信技術)活用を通じ、鉱山用ダンプの台数を拡大した無人化技術の確立や小型建機の電動化に注力する一方、国内外の工場、サプライヤーと建機、ユーザーをつなぎ、建設現場での生産性を向上させるとともに、働き方改革に伴う業務改革を実践する。開発では環境技術のほか、試験標準の見直し、コンピュータを使用したモデリングやAI(人工知能)も含めた取り組みを加速する。生産面では人手不足に対し、自動化、半自動などの技術力を高め、自社のほかサプライヤーでも促進し、能力を補う。業務改革ではシステム関連を中心に100億円超を投じ、11項目からなる改善策を推進し、グローバルで効率性の向上促進していく。

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