2018年1月23日

17年粗鋼1億466万トン 電炉鋼比率24%に上昇

 日本鉄鋼連盟が23日発表した2017年の全国粗鋼生産量は前年比0・1%減の1億466万トンで3年連続減となった。おもに前半までの内需回復の遅れ、高炉メーカーの相次ぐ生産トラブル、原油安によるエネルギー関連需要の減少などが重なり、2年連続で1億500万トンを下回った。内需は下期以降、緩やかに回復しており、12月単月の粗鋼生産は前年同月比0・1%増の872万トンで2カ月連続増となった。