2018年2月6日

新日鉄住金 店売り厚板、2月引受5000円上げ 建材プロジェクト向けも

 新日鉄住金は主原料、副原料、輸送コストの上昇などを受け、厚板の店売り向け、鉄骨、橋梁の建材プロジェクト向けについて2月引受け分から価格をトン当たり5000円値上げする。コスト負担が膨れ上がっているため、再生産可能なレベルへの価格改善を図る。厚板需要が各分野で活動水準が上がり、堅調に推移していることなどを踏まえ、追加値上げの環境が整ったと判断した。店売り向けの引受け要望は年明け後も増加基調にあり、国内外の活動状況を勘案し、2割程度の引受け抑制を継続する。さらに原料などコスト面で引き続き厳しい環境が見込まれ、ひも付き、店売りと2018年度の追加値上げも視野に入れる。

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