2018年2月8日

鉄連 CO2排出、BAU比246万トン削減 16年度、計画通り進展

 日本鉄鋼連盟は7日、2016年度の温暖化対策について経済産業省の審議会で報告した。低炭素社会実行計画に参加する企業の実績は05年度を基点に先端技術を導入しなかった場合(BAU)に比べて二酸化炭素(CO2)排出量を246万トン削減した。自助努力による20年度までの300万トン削減目標に残り54万トンと、計画通りの進展を確認した。世界一のエネルギー効率の工程でエコプロセスの努力を継続し、海外への技術移転によるエコソリューション、高機能鋼材供給によるエコプロダクト、革新的製鉄プロセス開発とともに4本柱の対策を進める。