2018年3月1日

NASSH、ステンレス冷間圧延が順調

 大手コイルセンターの三幸金属工業所(本社=堺市、楠本雄宏社長)の関係会社のNASSH(本社=大阪府高砂市高砂)は昨夏からステンレスの冷延製品の圧延を開始したが、現在ステンレス製品の生産量は月間約30トン程度まで伸びてきている。現在、ステンレスの圧延対象の熱延母材はSUS304、SUS430、SUS316Lの3鋼種で、今後はさらにきめ細かな受注を展開し、ステンレス冷延の圧延量も増やしていく方針。また、設備投資としては省力化のため、製品コイル(狭幅)の自動紙巻装置を導入する方向で検討している。