2018年3月14日

北海鉄工所 今期、鏡板月産500トン目指す 生産体制強化へ設備集約

 北海鉄工所(本社=大阪府岸和田市、林孝彦社長)は今期(2019年2月期)、鏡板の生産量について前期(18年2月期)比6%強増の月間平均で500トンを目指す。電力関係で大型案件が期待できることから、数量面では多少の拡大を図る。また生産体制の強化を図るため、今期中にも臨海工場の大型プレスなど全設備を本社工場に集約。集約作業は今月から順次開始する予定で、費用は約3億円(メンテナンスを含む)を見込んでいる。設備の移設後、臨海工場については新規事業の利用など活用方法を検討していく。グループ企業の北海、ホッカイ、関西ステンレスセンターとは連携を強化し、グループでの最大利益の追求を目指す。

スポンサーリンク