2018年4月10日

普電工明賀会長 コスト競争力あるエネ確保、電炉業に不可欠

 普通鋼電炉工業会の明賀孝仁会長(合同製鉄社長)は9日、都内の鉄鋼会館で定例の記者会見を開催した。  明賀会長は「2018年2月における鉄筋用小棒国内向け出荷量は61万トンと前年同月(59万4000トン)に比べて3%増となった。生産は出荷見合いの規模が続いており、在庫率は91%。17年度は前年度比プラスで来ており、統計がまとまっていない本年3月が前年同月と同じ出荷数量であれば年度トータルでは前年度比1・3%程度の増加になる。もう少し強いレベルを予想していたが、それには届かない」と述べた。