2018年4月25日

MTK 異形磨棒鋼、大幅増産へ

 大手磨棒鋼メーカーのMTK(本社=岐阜市、松原豊文社長)は、機械を真っ直ぐ動かすときの案内部分に使われる機械部品「LMガイド」の製造素材となる異形磨棒鋼の生産を大幅に拡大する。本社と平田工場(岐阜県海津市)の工場建屋を増築し、熱処理設備STC炉(大同特殊鋼製・1バッチ処理最大20トン)と大気炉(バッチ炉)各1基を増設する。年末にすべての作業を完了、同生産人員も増やし、来年からLMガイド用異形磨棒鋼の大幅増産体制に入る。工場建屋の増築も含め総投下金額は約10億円。

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