2018年5月11日

伊藤忠丸紅鉄鋼、純利益22%増184億円

 伊藤忠丸紅鉄鋼が10日発表した2018年3月期連結決算(IFRS)によると純利益は前期比22・3%増の184億9200万円だった。エネルギー関連の鋼管需要は回復途上で、輸出も国内ミルの供給がタイト化する中で減少したが、国内市場の堅調な需要や単価上昇、海外事業会社の収益改善が寄与した。今年度からスタートする3カ年の中期経営計画では「過去最高となった07年度の339億円に近いレベル」(兼田智仁社長)を最終年度に実現するために取り組む考えだ。

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