2018年5月23日

新日鉄住金、薄板5000円追加値上げ 店売りなど 6月出荷から

 新日鉄住金は22日、国内店売り、リロール、パイプ・軽量形鋼向け薄板全品種(熱延黒皮・熱延酸洗・冷延・めっき)の販売価格を6月出荷相当分からトン当たり5000円(約7%)値上げをすることを決めた。今年1月の3000円に続く追加値上げとなるもので、需要家・流通各社に申し入れを開始した。一部ひも付き分野でも値上げ交渉を始めており、値上げで決着したケースもあるようだ。店売り分野で今回の値上げが浸透すれば、熱延コイルのメーカー販価はトン当たり7万円を超えるレベルになるもよう。