2018年6月25日

鉄スクラップ、関東市況500円続落 湾岸集荷価格も下落

関東地区鉄スクラップ市況はトン当たり500円続落した。東京製鉄宇都宮工場が6月22日入荷分から鉄スクラップ購入価格を特級(H2に相当)でトン当たり500円引き下げたことで、他メーカーも追随。これまでトン当たり2000―3000円前後となっていた北関東メーカーと南関東メーカーによる買値の差は、22日時点で同500―1000円前後まで縮小している。一方、湾岸商社やシッパーはメーカー買値の動きに連動する形で、集荷価格を引き下げる動きが目立った。