2018年7月11日

関東地区市況、H形8万6000円に上伸 9年4カ月ぶり高値水準

 関東地区のH形鋼市況は前月比でトン2000円方上伸した。扱い筋は仕入れコスト上昇に伴う採算悪化を懸念し、6月後半から売り腰を強化。足元の市況価格(ベースサイズ)は8万6000円どころで、2009年3月以来9年4カ月ぶりの高値水準に達している。商社や流通各社は今後のさらなる仕入れコスト上昇、需給ひっ迫なども想定し、採算改善の動きを加速していく。