2018年7月17日

鉄スクラップ 関東市況、強基調へ

 関東地区では先週、鉄スクラップ市況が強基調に転じ始めている。夏場で市中の発生が低迷している環境下、生産が堅調な地区電炉メーカーへの入荷はおおむね必要量見合いにとどまり、一部のメーカーでは個別対応による高値提示が出始める中、関東鉄源協同組合が11日に実施した輸出入札結果(前回比330円高のFASトン3万4330円)が湾岸価格を上回ったことなどで、先週末以降、「潮目が変わった」(ディーラー)との声が聞かれる。

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